グッドニュース・ジャパン : 2008年8月8日、みんなで笑う日始まります―「スマイル記念日」プロジェクト

2008年8月7日と8日、新宿駅西口ロータリー前で「スマイル記念日」を呼びかけるキャンペーンが行われました。このキャンペーンを行ったのは、関東地区の大学生が中心となって構成された「学生団体PayForward」の有志メンバー。

この「スマイル記念日」の呼びかけ人でもある古瀬正也さん(19)は、友人との何気ない会話の中であることに気がついたといいます。それは「平和ってどんなとき?」、「みんなが笑っているときじゃないかな。」この会話がきっかけになってはじまったのが、「スマイル記念日」プロジェクト。母の日に花を贈る習慣。節分の日に豆をまく習慣。これらの記念日のように、一日中笑っている日があってもいいのではと話し合ったといいます。そしていろいろ調べていくうちに、笑顔には多くの良い効果があることを知り、ますますこれを広めていこうと決意したといいます。

その後、「スマイル記念日」に賛同したメンバーが集まり、定期的にミーティングを行うようになったのです。そしてミーティングで「スマイル記念日」をはじめ、さまざまな発信のツールとして完成したのが「PayForward」というフリーペーパーです。この「PayForward」は、英語に直訳すると、「次に回す」。受けた好意を、次は自分がほかの人にすることにより、誰もが幸せになれる法則だといいます。またこのフリーペーパーは「いいな」と思った人が発行人になり、自らで印刷し、メッセージを伝えたい相手に送ることができるのです。発行するのはとっても簡単。「PayForward」のHPのダウンロードボタンをクリック。お気に入りの用紙、余っている裏紙などに印刷するだけです。

「環境問題がきっかけとなり、社会で起こっているさまざまな出来事に興味をもちはじめました。平和について、日本の森について。そこでさまざまな活動に参加したのですが、どのプロジェクトも初めてトライするにはむずかしい内容ばかりでした。」そう話すのは、呼びかけ人の古瀬正也さん。「そこでもっと誰でも簡単に気軽にと考えたのが、この「スマイル記念日」を呼びかけるきっかけになりました。この記念日を通じて、ひとりひとりが発信をする機会を持ってもらえたら思っています。」

誰でも簡単に参加できる「スマイル記念日」。皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?