日本にはグッドニュースがあふれている

4月22日はアースデイ(地球の日)。グッドニュース・ジャパンは、この日を本格スタートの日に選びました。毎年、アースデイには、世界中で数え切れないほどの人たちが、地球環境のことを考えてアクションを起こします。日本でも、各地で多彩なイベントが開催されてきました。

1990年代のアースデイは、地球環境問題に関わる様々なグループを結びつけ、新しい運動を展開するのに大きな力を発揮しました。そして、2001年のアースデイ東京に始まる新しいスタイルのアースデイは、環境問題に関心を持つ人たちの裾野を広げることに貢献してきました。

7月のG8洞爺湖サミット、2010年に愛知・名古屋で開催される予定の生物多様性条約第10回締約国会議(生物多様性COP10)などを控え、私たちは今、次のステージに進むべき時に来ています。電気を消してロウソクで過ごそうという100万人のキャンドルナイトなど、柔らかな運動でつながった多くの人たちが、地域に根ざした取り組みの中で、真のチェンジメーカーとして社会の変革の主役になる時が来たのです。

2050年にCO2の排出量を80%削減するという目標を達成するには、エネルギーの供給構造を変える、コンパクトな街をつくる、といった本格的な取り組みが必要です。その一方で、和の暮らしを見直すなど、一人ひとりの暮らし方もきちんと変えていかなくてはなりません。

様々な人たちが様々な場所、局面でチェンジメーカーとしての役割を果たそうとしています。グッドニュース・ジャパンは、“伴走するメディア”として、情報を伝えることで、少しでもそうした人たちの力になりたいと考えています。

グッドニュースには、グッドニュースを生み出す力があるのです。