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和LOHASに暮らす知恵~「LOHASな美しさ」とは―ヘアメイクアップアーティスト・小松和子
(2008年10月6日 09:00)

今回がコラム最終回となりました。

和ロハスな暮らし方というテーマでヘアメイクアップアーティストの立場から書かせていただいておりましたが、前回までの3つのコラムと違い、今回最後のコラムは内面的な美しさのお話です。

私たち女性はいつまでも美しく輝いていたい気持ちは永遠のもの。でも外見的な美しさはいずれ誰でも年齢とともに衰えていく。

現在73歳になる私の母親は、ある時鏡を覗き込みながらこんなことをつぶやいていた。「こんなおばあちゃんになっちゃって…。でも気持ちは20代の頃とまったく変わらないんだけどねぇ…」。大きな病気をして、入退院を繰り返しやっと健康を取り戻した頃、気づいたら皺だらけになっていた自分に、話しかけていたのだ。 私はその言葉を耳にしたとき自分の母を、「なんてかわいいのだろう」と思いました。そして外見は年をとっても、ココロはずっと変わらないものなんだと知らされた瞬間でもありました。

思えば私のオーガニックコスメのメイク講座に参加していただいた最高年齢は80代の女性。もちろん20代・30代が圧倒的なのですが60代以上もずいぶん多い。全員すっぴんから始まるメイクの講座は、本当ならシワやシミだらけのお肌は見せたくないでしょう。

でも今の自分がどれほど若く美しく変われるのかちょっぴり恥ずかしい気持ちもありながらも、未知の自分と出会いにいらっしゃるのでしょう。初対面の方たち同士、初めは戸惑いながらも講座に参加されていますが、終了間近には笑い声も上がり、皆さん変わってゆく自分に目がきらきらと輝き始めるのです。そんな姿はまるで少女の頃を見せられるようです。

メイクというのは不思議なものです。外見的に若く美しくなるというのは心までも明るくなり、そして自信にもつながります。ですが私は人生の先輩達に、それ以上の美しさを感じることがあります。それは「心のゆとり」。

たとえココロは若き日のままでも長い人生の中でたくさんの経験をし、人としての厚みを持ち、いらないものはそぎ落とされ、その人からにじみ出る美しさは、過ごした時間から生まれた心のゆとりのように感じます。造られた美しさとはまた違う「味のある美しさ」なんだと思います。そしてそれは時おり外見までも美しく見せてしまうものです。

いつまでも美しくあるというのは外見ばかりではなく内面の心のゆとりも必要なんだと思います。まさに自分自身のロハス。ゆっくりと、いろんなことを経験しながら素敵に歳を重ねたいですね。

・和LOHASに暮らす知恵~「和」のこころ、つげ櫛

和LOHASに暮らす知恵vol2~健康な肌が生み出す『美白』

和LOHASに暮らす知恵vol3~「老化を防ぐ!日焼け止めの使い方」

■筆者プロフィール

CM、雑誌、テレビドラマ、映画などで長年主演女優を担当。
業界ではいち早くオーガニックコスメや自然化粧品を推奨し、それらに関するメイク講座、講演、メイクアップデモンストレーションなどを行っている。

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主な活動、作品
<オーガニックコスメ>
・ナチュラピュリファイ研究所 顧問
・ナチュラルハーティーマーケット オリジナル商品『babu−』プロデュース
・「エコビューティー・スタイル展」メイク講演 他
<テレビドラマ、映画>
東京ラブストーリー・眠れる森・危険なアネキ ・山おんな壁おんな
ヒーローインタビュー・大河の一滴・椿山課長の7日間・ラストラブ 他

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