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和LOHAS海外レポート~『フィンランドで見つけたロハス』(4)
(2008年8月22日 09:00)

ロハスとデザイン

前回『エコ住宅を訪ねて』で、エコな生活とは?の答えのひとつに、精神的にも健康であること、がありました。どうやらフィンランドでは、精神の健康とデザインは切っても切れない縁があるようです。日本でも北欧デザインの人気は高まっていますが、フィンランドにはどんなデザインがあるのか、ご紹介しましょう。

ガラス&陶器のブランドのイッタラや、色鮮やかなデザインのマリメッコなどは世界中で愛されています。下の写真はマリメッコのテキスタイル。右から二つ目の定番ウニコ柄は見たことがある人も多いかもしれません。

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マリメッコは服や雑貨、キッチン用品など様々な商品がありますが、街ゆく人たちを観察しているとよく目にするのがななめがけのキャンパス地のカバン。毎シーズン、オリジナルのテキスタイルを発表しているのですが、今は店頭に並んでいない何シーズンか前の素敵な柄のカバンを持っていた人が多く、それらの使いこまれたカバンを見て、時代を超えて愛されているんだなと感じることができました。

日常生活に欠かせない郵便局もグッドデザインであふれています。

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 中央郵便局の2階

切手のほかにも文房具やギフトなどの買える売店、カフェが併設されています。看板や小包用の箱、受付カウンターなどがイメージカラーのオレンジとブルーで統一されていますが、その色の組み合わせがとても新鮮!この印象的な配色で、ポストも一目でわかります。

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シンプルで飽きのこない、洗練されたデザインのものが多いフィンランドですが、時々遊び心のあるデザインも目にします。

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満足気に日光浴をするカメさんの正体は、商店街への侵入を禁止する為の車止めでした。ほかにも、のぼり旗を支える重石がシロクマ型だったり、思わずクスっと笑ってしまうデザインが街にはたくさんあります。

小さな頃から素敵なデザインに囲まれて育つことって、大切な事かもしれません。

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こちらは中央駅。明るい日差しが差し込む、とってもオープンな雰囲気です。どうしてこんなに開放的に感じるのだろうか、と考えてみたら、改札機が無いのです。トラム(市電)も改札機が無く、チケットやカードを持っている人はどこのドアからでも自由に乗り降りできました。持っていない人はドライバーから買うので、必然的に前から乗ります。検札は抜き打ちでドライバーとは別の人が乗り込んでチェックをするようです。私はこのシステムが、市民のモラルに任されているように感じました。実際、フィンランドの人はモラルがあり、そしてみんなとても親切です。

バスや駅の段差では、大きな荷物やベビーカーを運ぶのを近くにいる人が必ず手伝ってくれます。お店の重たいドアは、開けたまま後ろの人が入るのを待っていてくれるし、順番待ちをしているときは必ず順番通りになるよう、皆が心配りをしています。フィンランドの人にたずねると、それらはエチケットであり、そうしない事の方が恥ずかしい、のだそうです。デザインの美意識、マナーに対する美意識。私たち日本人にも、共感する部分は多いと思います。それはフィンランドのロハスが、正義感や義務感だけでなく、美意識に基づいているからに、ほかならないのではないでしょうか。

■筆者プロフィール

ほそがいふみ(パタンナー・アトリエみつまめ主宰)

アパレル会社でパタンナーとして、5年間勤務。在職中から手作りのよさを広めるべく、ハンドメイドの雑貨作りユニット『アトリエみつまめ』として活 動する。「手作りをもっと気軽に、もっと楽しく!」をコンセプトに製作した雑貨は、地元名古屋や岐阜のクラフト市などを中心に出店・販売している。また現 在は、おしゃれママのはじめての手作りを応援をする、「縫いやすくて可愛いコドモ服の型紙」を製作中。ものづくりを通して物を大切にする心を、母親を通じ 子供たちへ伝えたいと活動中。

*アトリエみつまめブログ http://3mame.seesaa.net/

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