放置自転車を活用して自転車の貸し出しを行う社会実験「名チャリ」が、2008年9月21日(日)から名古屋市の中心街で始まった。昨年は名古屋大学大学院環境学研究科の竹内恒夫研究室が行ったが、今年は、松原市長がレンタサイクルに積極的な姿勢を見せたことから、名古屋市と竹内研究室の共催となった。初日は、あいにく開始時間の11時前から土砂降りとなって中止になり、関係者をがっかりさせた。22日(月)、23日(火)は午前10時から午後7時まで(貸し出しは6時30分まで)、実施される。名チャリは、第2回目のなごやカーフリーデー2008のイベントとして位置づけられていたが、カーフリーデーも大雨のため中止された。
名チャリは、放置自転車を修理して市内各所に設けた「名チャリステーション」に置いて無料で貸し出し、ステーション間の移動に利用してもらう仕組み。地下鉄などの駅の近くに置いてほしいという昨年の利用者アンケートを参考に、昨年は5ヵ所だったステーションを12ヵ所に増やし、200台の自転車を用意した。昨年は2週間にわたって実施したが、今年は予算の関係から3日間の実施となった。
22日、23日の貸し出し場所は、栄広場、でんきの科学館、錦橋南、モード学園スパイラルタワーズ、ラ・バーモささしま南、新須崎橋東、白川公園南、中郵便局西、ランの間北、電通中部支社の10ヵ所。
地図 http://www.urban.env.nagoya-u.ac.jp/~seisaku/meichari/station.html
名古屋市や竹内研究室は、こうした実験を基に、将来は、使いやすいレンタサイクルを大量に利用できるようにすることで、都心への車の乗り入れを減らしたり、都心を移動する際の自動車利用を減らしたりして、交通渋滞を緩和し、CO2の排出量を削減するとともに、放置自転車も減らすことを目指している。
(安在尚人)


















