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生産者らが、自慢の有機農産物を直売 ― あいち有機農業フェスタ2008
(2008年11月7日 09:00)

有機栽培された農産物が安全で安心なのはわかるけど、どんなところで売られているの?値段は?など、有機農産物に対する関心の高まりをみせる消費者と生産者とを直に結び、有機農業の世界をたっぷり味わってもらおうというイベントが、2008年11月5日(木)、名古屋市東区のオアシス21で行われた。

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 「どう?おいしいむかごだよ!」と、元気いっぱいに声をかける
名古屋市内の生産者

このイベントは、あいち有機農業推進ネットワークが主催し、東海農政局、愛知県などが後援するもの。豊橋有機農業の会や、土と生命を考える会、にんじんCLUBなど、25の生産団体や生産者たちが、自ら作ったお米、野菜、農産加工品、お茶、堆肥などを直売した。また展示ブースでは、オアシス21えこファーマーズ朝市村が、第2・第4土曜日に同所で開催される朝市村の紹介を、東海農政局は有機農業推進への取り組み紹介を行うなど、行政や企業、NPOなどが連携し、各々の農に関わる活動をPRした。

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 新鮮な有機農産物。直に生産者と言葉をかわしながら買い物できるのが魅力

舞台では、農家・出展者のリレートークや、映画、ライブなど多彩なイベントがまる一日行われ、トークの最中には、当サイトでもお馴染みの環境情報紙「Risaリサ」の編集長、鶴哲聡さんも飛び入りであいさつ。

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よしのたかこさん(総合司会)    鶴 哲聡さん          松沢政満さん 

主催者代表の松沢政満さんは、2006年12月に施行された有機農業推進法により、多くの地方自治体や生産者が有機農業をはじめようという機運が高まっていることを指摘。「全農産物の1%以下という現在の総量を少なくとも5%くらいまで底上げし、市場において有機農産物の大きな流れを作りたい」と展望する。消費者にとって最も気になる一般農産物との価格差は、平均して2割高くらいだが、中には肉類など2倍になるものも。しかし、有機のものは、安全・安心に加え、火の通りがいい、栄養価も高いなどのメリットもあり、地産地消でエネルギー負荷も少ないうえ、何より“おいしい”。

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松沢さんは、「中国や途上国の労働力を絞り取るような形で大量生産される農作物でなく、顔の見える生産者が作ったものをリーズナブルな価格で購入することが、持続可能な社会の実現につながっていく」と、家庭で食べる野菜ひとつにおいても、日本人の消費のあり方が日本人の暮らしに相応したものになっていくよう、願いを込めた。

(浜村良子)

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