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江戸時代から農家が大切に守り育ててきただだちゃ豆 ― 庄内協同ファーム(山形県鶴岡市)
(2008年8月23日 09:30)

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農産物の生産から加工まで、自分たちでおこなっている『庄内協同ファーム』から、「だだちゃ豆」が今年も届きます。出荷時期は8月上中旬から下旬にかけて。

「だだちゃ豆」とは、「枝豆の王様」と呼ぶにふさわしい、独特の香り高く、甘みのある、とても美味しい品種です。

『庄内協同ファーム』がある山形県鶴岡市は、最上川(もがみがわ)の上流に広がる庄内平野の南に位置しており、北に「出羽富士」と呼ばれる鳥海山(2,236m)、南に月山(1,984m)が、どっしりと腰を下ろしています。
『庄内協同ファーム』は、農業を生業とする若手生産者が集まって生まれたグループで、1989年に設立した農事組合法人。「むらとまちと地域を結ぶ」をモットーに、主に米や枝豆などの生産と、組合員が生産した農産物を原料に餅や干し柿などの加工販売をおこなっています。

だだちゃ豆は、鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から農家が大切に守り生産されてきた枝豆の「在来種」で、サヤが茶色く、くびれも深いため、見た目はあまり良くありませんが、他にない独特の甘みと風味があります。鶴岡周辺の土地条件にマッチしており、この種子を他地域で生産しても、だだちゃ豆の品種特性が消されてしまうという「わがまま」な枝豆。
そんな理由で生産地や生産量が限られていて、出回る量も少ないため、「マボロシの枝豆」と呼ばれることも…。

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さて、今年の作柄(でき)について、出荷担当スタッフ・阿部さんにお話をうかがいました。

「庄内地方の風は、通常西風が多く、東側からの風(方言では〈ダシの風〉という)は少ないのが一般的で生暖かいのが特徴です。ところが今年は、5月の中旬ごろにかなり強いダシの風があり、田植え後の除草のため田にしきつめた紙マルチがはがれるなど被害もありました。
その後も5月末ごろに、またまた強いダシの風が3日間ほどあり、6月に入っても続きました。
この5・6月は雨も少なく、農産物もかなりストレスを感じたようです。 
枝豆の定植(苗を畑に本植えすること)後の状態も、地域によっては、強いダシの風の影響で部分的に下葉が枯れあがるなど、通常は8月初旬から収穫できる早生種に若干被害が出ていますが、8月中旬からの収穫品種は今のところは例年並みの感じです。

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今後も天候に左右はされますが、有機栽培に取り組んで8年目を迎え、生産者も有機の農法にかなり手ごたえを感じてきております。
定植作業は4月下旬から始め、品種ごとの段蒔きをしながら6月下旬ごろまで続け、7月下旬から9月中旬ごろまでの安定した収穫&出荷に備えます。
これからは、地球規模での気候変動が心配ですが、今後も環境に負荷をかけない栽培をしながら、安心、安全で美味しい〈庄内産のだだちゃ豆〉をお届けしたいと思っております」

ちなみに「だだちゃ」とは、庄内地方の方言でお父さんの意味なんですよ。

にんじんCLUB 森さつき)〈関連HP〉
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「にんじんCLUB」では中部地方を中心に有機野菜や無農薬・低農薬・無添加の食材をお届けしています。

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