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パソナグループ「農業分野の雇用創出」(2)「Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”」
(2008年7月10日 09:00)

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株式会社パソナは、2003年に農業の現場と協働し「農業インターンプロジェクト」を開始、2005年には大手町本社(東京都千代田区)地下に、就農支援施設「PASONA O2(パソナ・オーツー)」をオープンさせ、農業を経験したことのない人たち、あるいは農業関係者に新しい農業へのアプローチを提示しています。

【農業分野へのアプローチ】

  • 農業未経験者に、まずは農業に興味を持ってもらう。
  • 農業研修を通じて、必要な知識や経験、適性を判断し、意欲ある人材が農業に入りやすいインフラを創る。
  • 農業をビジネスとして捉え、新しい発想と知識を持った人材が参入することで、農業全体を活性化し、周辺産業を含めた更なる雇用創出を目指す。

そんな中、青森県での田舎暮らしのイベントでの参加者から、「青森には住みたいが仕事がない」という声があがりました。これは「仕事があれば、ぜひ住みたい」という希望でもあります。実際、その地に縁のない他所者が、農業で生計を立てることはかなり難しいのも確か。
そこで、Iターン、Uターンを希望する団塊世代を対象に、農業従事者ではなく、ビジネスを通じて身につけたスキルを「農業経営」に生かしてもらうためのビジネススクールを、2007年に開講しました。

■農業ビジネスの第一線で活躍する講師陣を招いて

「Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”」は、農業生産法人など、現在農業ビジネスの第一線で活躍する方々に、自分の成功・失敗体験を語ってもらい経験を共有したり、農業簿記など農業経営に必要なスキルを身につけたりできる内容で、スクール卒業後は、農業法人や地方自治体の農業経営をサポートできる人材育成を目的にしています。ビジネススキルを農業分野へ還流させることで、農業を通じた地域復興、退職後の中高年の新たな雇用創出に貢献するものです。

■受講者はどんな人たち?

フィールドワーク以外は、平日の19:00から1時間半程度、大手町にある本社セミナールームで実施しています。農業・農業関連のビジネス、地方定住、地域振興に興味のある人たちが受講されているのですが、第一期受講者は意外にも、20~30代が半数以上を占め、当初想定した50代以上は1割程度でした。ちなみに、全体の3割が女性です。
「これから農業ビジネスに参入しようとする企業の担当の方もいらっしゃいました」と言う藤巻さん。大手町界隈の企業も、農業に大きな関心を寄せているようです。受講者の声を聞いてみると「農業をビジネスとしてみたとき、厳しさの中にチャンスもある」(30代男性)、「生産者として意識すべき非常に重要な“経営テーマ”を学んだ」(50代男性)、「現場で活躍されている方の生の情報が刺激的だった」(20代女性)などなど。
現在、第二期スクールを開講中です。

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「PASONA O2(パソナ・オーツー)」
これまでの来場者は5万人以上。田植えや稲刈り体験、人工光や水耕栽培など新しい農業技術を知る場にもなっている。ちなみに、田植えは、年3回。

パソナの就農支援 http://www.pasonagroup.co.jp/pasona_o2/

(市谷ライヤ)

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