
2008年7月5日、とっても暑い夏の気配を感じるような日。愛知県幡豆町の宮本農園の畑で大豆レボリューションの種まきが行われました。
青空の下ちびっこ、若者、おじさんおばさんまで52名(宮本家含め55名)が参加した種まき。しょうゆ・みそ・きなこ・とうふ・なっとうの5チームに分かれて作業開始。
ひもをピーンと張り、それに沿って30cmごとに穴をあけ(第2関節位の深さ)「1つの穴に大豆3個ね~」種をまき、土をかぶせギュギュッと抑えます。そして縦に60cmあけてひもを並行にずらし、また横に30cmずつあけて種をまいていきます。有機無農薬の畑なので結構生えている草もとりながらの作業。今の時期に抜いておくと次の草取りが楽になるそうです!

種まき。裸足で畑のあったかさに触れ、素手で土と触れ合い、そこにいる人たちと笑いあい、ただそこにいるっていう、ただ生きてるっていう、大地に触れてるっていうしあわせ感に満たされた時間。
ココロにも小さな種が蒔けたかな?
■ 大豆と日本
味噌・醤油・豆腐・納豆・きなこ・・・昔から日本の食生活には欠かせない大豆製品。実はその大豆の自給率がたったの5%!!
主要輸入国であるアメリカでは石油からバイオ燃料への代替政策を進めています。バイオ燃料の原料は大豆やトウモロコシなどの穀類。今、大豆が食糧ではなく燃料用に流れつつあります。また大豆よりトウモロコシの方が利益が大きいため作物転換するケースが増え、大豆の生産量も減り価格も上昇。また生産量を増やし利益を増すために栽培しやすい遺伝子組み換え大豆へとどんどん移行しているというのが大豆生産現場の現状のようです。
大豆製品のない日本なんて考えられない。今、大豆について真剣に考え動く時です!
■ 大豆レボリューションとは
2004年にNPOトージバがはじめた大豆トラスト制度、大豆レボリューション。 消費者(都市生活者)がみんなで一緒にまずは大豆から自給し、同時に農家を応援しましょうという活動です。半農半Xへの第一歩。種まきから草取り、収穫、脱穀、加工までを半年かけて、地大豆の有機無農薬栽培に取り組みます。 1口(6坪)5000円で種大豆オーナーとなり、50口(1反 300坪)でトラスト(相互信託)。地域の食文化としての地大豆の種が、心と心をむすび、都市と農村をむずび、笑顔を咲かせます。
■ 宮本農園の大豆レボリューション
宮本農園の宮本貴史さん。
見ただけで「大豆育ててますか?」と言いたくなるような大豆顔。きっと大豆を育て大豆を守るために生まれてきたのでしょう。
素敵な笑顔で大豆について熱く語ります。
ECO、自然にやさしい…言葉だけの宣伝文句。(「環境にやさしいマングローブの炭」とか…え?なんで?どこが環境にいいの?)テレビ、インターネット、本…情報だけが溢れるこの時代。
知識だけじゃ何も変わらない。それにともなう体験・経験が必要!体に感じるもの、土と触れ合うことで 本当にココロで、カラダで実感して欲しい!と2007年トージバの大豆レボリューションのテイケイ畑になったそうです。
種まき作業の後は宮本家の庭にゴザを敷いて、今噂の一色産のうなぎを炭火でのかば焼きをお釜で炊いたごはんの上に…そして去年の大豆レボリューションで仕込んだ味噌のお味噌汁…「いただきま~す!」
太陽の下で汗を流した後のごちそうは…お~いし~いっ♪

たった1社が利益のためにおこした一色産うなぎの産地偽装の事件。真面目にやってる地元の漁師さんたちは大変です。いったい何を信じたらいいのか?何を選んだらいいのか?
おいしい一色のうなぎと大豆の種まき。楽しみながら「食」について直に触れ、考えることができた貴重な体験、素敵な出逢いの一日でした。大豆レボリューションは草取り→枝豆収穫→大豆収穫→脱穀・選別→手前味噌作り、とまだまだ楽しみは続きます。
なにがでるかななにがでるかな → → → 集合写真「ハイッま~めっ!!豆っ!!」

(取材:Happyまるけ 神谷芝保)















