田んぼトラスト、田んぼの生きもの調査などで、農家支援を行なう「NPO法人メダカのがっこう」が運営する、自然耕米の店「おむすび茶屋」(東京都千代田区)で、6月2日(月)、土鍋で玄米を炊き、味噌汁を作る料理教室が開かれました。

一晩(12時間)以上水に浸した玄米を、1.8倍のお水とともに、土鍋に入れます。水の量は季節によって違います。写真のようなお米を炊く深い土鍋でなく、普通の水炊きようの土鍋でもよいそうです。
竈(かまど)炊きでは、「はじめチョロチョロ」といいますが、土鍋では一気に強火で加熱、吹いてきたら火を弱め、水分が減ってお米と同じくらいになったら、ごく弱火で15分。「赤子泣いても蓋とるな」ということはなくて、炊けたかどうかは、時々蓋を開け覗いて確認。気楽です。
その間に味噌汁づくり。ダシをとった後の昆布とシイタケは細切にして、佃煮風の炒め物にしました。


左)具の野菜は「陰陽切り」:太陽に近いほう、土に近いほうとでは栄養の詰まり方が違うため、なるべく養分がきんとうになるよう、斜めに切ります
右)具の根菜から出るアクを丁寧に取り除くとグンとおいしくなります


左)「メダカのがっこう」代表の中村さんと、講師の内藤先生
右)「おむすび茶屋」は平日7:00~営業しています
さて、土鍋で炊いた玄米のお味は?
「美味しい!」。
いつも遠赤外線電気釜で炊いている玄米は、お米の皮がはっきり分かり、よく噛んで食べない、そうするこが玄米の味わいだ―と思っていたんですが、土鍋ご飯は、甘み・うまみが、お米の皮の中にほっこり詰まっている感じで、白米に近い軟らかさ。玄米のうまみが100%引き出されている感じがしました。
今後も、お店で出している惣菜メニューなどの料理教室を、月1回のペースで開いていく予定です。
めざすところは、究極の農家支援
こんなふうに土鍋で美味しく炊けることを知ると、やっぱり、一層美味しいお米が食べたくなります。
「メダカのがっこう」のめざすところは、究極の農家支援。田んぼの生きものたちの働きを活かした(無農薬・無科学肥料)稲作りによるお米は、確かに美味しい! でも、既存の流通経路に乗りにくいため、作付けする農家がなかなか増えません。「メダカのがっこう」では、消費者自身が農家に適正な価格を提供する「いのちの田んぼ応援」で、里山の景観や生きものたちの生息環境などを守りながら、生きものと一緒にお米を作ってくれる農家(花まる農家)を増やそうとしています。
田んぼの生きものや農家と一緒に、美味しいお米作づくりに協力してみませんか?
「いのちの田んぼ応援者」募集中
● 初級:まずお米を食べてみたい人に
花まる農家の自然耕米 1袋5キロ 4200円
● 中級:グリーンオーナー制度
1口(1袋4.5キロ24袋分を、希望月<一括・毎月・隔月>で配達)84,000円
※ 0.5口 42,000円(配達希望は同上)
● 上級:田んぼトラスト事業(指定面積で穫れただけのお米を)
1口(1/4反=2.5a)84,000円(希望月<一括・毎月・隔月>で配達)
※ 0.5口 42,000円(配達希望は同上)
詳しくは、メダカのがっこうHP http://www.npomedaka.net/

(市谷ライヤ)

















