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木造住宅を知る-そのⅠ
(2008年6月3日 14:35)

新しい家を建てるとき、そこでの生活を想像するだけで心はわくわく、夢はどんどん膨らみます。でもいざ建てようと思い立ったとき、皆さんはどうしますか?

知り合いに相談する、とりあえず住宅展示場に行ってみる、etc…。
「住宅雑誌を見ながら理想の住まいを思い描いてみたけれど、そこから先はどうしてよいかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
そんな人のために、理想の、特に木造住宅を建てる場合の、一連の流れを紹介します。

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まず、一般的に住宅を建てる方法としては

1、ハウスメーカーの住宅を購入する。
2、建売住宅を購入する。
3、注文住宅で建てる。

この3つがありますが、かつて人々は家づくりについて、大工をはじめとする各職人達と同程度の知識を持っており、自らも家づくりに参加しました。そしてそれが施主にとって「納得のいく家づくり」といえるものでした。

家は人生において最も高い買い物ですから「納得のいくものを手に入れたい」。そのため自分なりに勉強したり、実際に目で確かめてみたいと思うのは当然のことです。
ところが現代はどうでしょう。施主に家づくりの知識はほとんど無く、全て施工者任せ。おまけに職人といわれる人達の中には、充分な技術を持ち合わせていない人もいたりします。このような状況では、満足のいく家づくりができなくても仕方ないのかもしれません。

こうした現代社会の中で納得できる家づくりをするなら、まず施主自身が家づくりに対して情熱を持ち、可能な限り自らも参加することが大切です。工事関係者とのコミュニケーションを通じて要望を伝えることができますし、現場で職人たちの技に触れることで、多少なりとも家づくりを学ぶことだってできます。そうして徐々に家が完成していく過程を見守ることで愛着も高まり、「我が家をずっと大切にしたい」という気持も生まれます。「なかなか現場を見に行く時間がない」という人は、信頼のおける設計者とともに設計し、適切な工事現場監理を依頼するのもひとつの方法です。

突然ですが、ここでちょっと住宅をめぐるトラブルについて考えてみましょう。
建売住宅の場合、施主の立場に立つべき設計監理者は不在となり、施工者主導で工事が行われます。仮に不正や手抜き行為があったとしても、それを指摘する人はいません。最終的な仕上げの段階で隠してしまえば、誰にも分からなくなってしまいます。もしそれが建物の安全性に繋がることであれば大問題。もし地震などの災害が起こった場合、住人の命に危険が及ぶことにもなります。

安心して暮らせる家を手にするためにも、ぜひ施主自らが積極的に家づくりにかかわってみてはいかがでしょう。
次回は、実際の家づくりのプロセスについて検証します。

(土屋知子)

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