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生き物は絶滅したらもうつくれないよ - 豊橋総合動植物公園で生物多様性キャラバンセミナー
(2009年2月18日 00:20)

 愛知県では県内各地域で生物多様性についての知識を深めてもらおうと、「愛知県生物
多様性キャラバンセミナー」を開催しています。2009年2月15日(日)、豊橋市の豊橋総合動植物公園で開催されたセミナーに取材に行ってきました。

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 動物たちを前に解説する担当者

 この公園は動物園、植物園、自然史博物館、遊園地がいっしょになった施設で、生物多様性を実感するのにはもってこいの場所です。この日は市内の小学生と保護者ら約100人が参加しました。
 「生物多様性という言葉を聞いたことがありますか」という愛知県環境部の担当者からの質問でスタート。ほとんどの参加者が知らないと答え、まだまだ認知度は低いようでした。
 いろいろな生き物が共存することの必要性、1日に約100種が絶滅している現実などを説明されると、驚く子どもたちの顔。「物は何度でもつくることができるが、生き物は絶滅したらもうつくることはできない」という言葉が印象に残りました。

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 恐竜の展示も有名

 その後、動植物園と自然史博物館を見学。動物や鳥をただ見て楽しむだけでなく、彼らについて学び、自然の中で感じるために人間がどのような行動をとれば良いのか考えるための場所にしてほしい、と施設の関係者は話しました。
 モリゾー・キッコロも登場し、生物多様性を守るため、身近な生き物を大切にすること、生き物が暮らしていけるよう木を植えていこうというお願いがありました。

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 モリコロが登場して盛り上げ

 この地球上には、生物種が約175万種、未知のものも含めると3,000万種とも言われる生物が暮らしています。
 すべての生き物は、長い時間をかけた進化の過程でこれらの環境に適応することにより、多様に分化してきました。そして、同じ種であっても個体間や生息する地域によって体の形などの特徴に少しずつ違いがあります。このように多様な生物種、それらの生態系のバランスがうまくとれていることが生物多様性の概念です。
私たち人間もその一部であることを忘れないよう心がけたいです。

 このセミナーを締めくくる「生物多様性を考えるシンポジウム」が下記の日程で開かれます。
■2009年3月21日(土)開演13:30(参加費無料) 
会場…アイプラザ一宮講堂
・基調講演
「ニホンオオカミからイリオモテヤマネコまで「生物多様性」のホントの意味」山根一眞氏(ノンフィクション作家)
・取り組み事例発表
「のこり染」・・食べもの材料の”のこり”からの染色技術」
墨勇志氏(艶金興業株式会社 常務取締役)

■2009年3月22日(日)開演13:30(参加費無料)
会場…豊田市福祉センター講堂
・基調講演
「ロボットと生物多様性」
養老孟司氏(東京大学名誉教授・解剖学者)
・取り組み事例発表
「カタツムリに学ぶすまいの防汚技術」

いずれも申し込みが必要となります。詳細については下記ページにてご確認ください。
http://www.pref.aichi.jp/0000022131.html

(森乃雫)

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