10月11日(日)、名古屋市中区の栄広場と隣のSMBC(三井住友銀行)ビル1階にて「We Love NAGOYA 2009」が行われた。ふだんは何もない敷地に、朝早くから6つのテントブースとステージを設置し、いつもの栄広場とは違う雰囲気を漂わせる。藁(わら)の大きな人形も登場し、何かを期待させる。
「We Love NAGOYA」は年に1回開催されており、今年で3年目。第1回、第2回は名古屋大学外のスペースを利用して行ってきたが、今年は栄に初登場した。「名古屋を元気にする」をテーマに、このイベント以外にも、街の清掃活動や街歩きなど、大学生や若手社会人を中心に地道な活動を行っている。
ライブ演奏の様子
イベントでは、午前中から昼過ぎにかけて、ステージでシンポジウム「なごや・わかもの・環境サミット」や「広瀬隆・めるへん堂」「アグアヴィヴァ」のライブ演奏が行われた。SMBC建物内では「メッセージエコッププロジェクト」と名付けて、手づくりデザインによるタンブラー作りを行った。
出展ブースでは、COP10紹介展示や藁(わら)を用いてグッズを作るワークショップなどが行われ、2010年上海万博の展示ブースでは上海万博マスコットキャラクターの着ぐるみも登場。今回手がけた団体「チャイナル!日本」外部関係担当の佐藤健史さんは「キャラクター着ぐるみは、特に子どもたちに大好評。私たちの団体は若者同士の日中交流を軸に、これからもイベント等で万博の広報をしていきたい。ぜひ来年は一緒に上海へ行きましょう」と意気込む。

上海万博マスコットキャラクターと子ども
午後は街の清掃活動「なごみひろい」が行われ、15時からはCOP10広報アドバイザーの矢野きよ実さんを司会に迎え、大学の先生や小中学生と共にトークショーを開催。矢野さんは「生物多様性は難しく思われがちだが、生活のすべてで身近なもの」と語り、子どもたちにわかりやすく説明。名古屋大の林希一郎教授は「わかりやすく伝えるのは重要。今後一人ひとりに伝えていくうえで、子どもたちに話をしてこちらも勉強になった」と締めくくった。
活動としてはとても面白い取り組みで、栄広場という会場も「名古屋を元気に」する意味では最適ではないかと思う。だた、素晴らしい活動ではあるが、いまひとつ通行客の関心を引くものが少ない印象を受けた。主催団体の関係者に話を聞くと、来年も開催される予定だという。今後のイベントの発展をぜひ期待したい。
(文・岡田紘幸、写真・和田英士)























