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シンポジウムなどCOP10の一年前イベント各地で相次いで開催
(2009年10月14日 12:36)

来年、愛知・名古屋で開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の1年前を記念する様々な催しが、COP10開催1年前となる2009年10月11日をはさんで、9日から12日にかけて、各地で開催された。1年前にちなんだイベントは、これからも15、16 両日の神戸生物多様性国際対話をはじめとして、今月下旬にかけ、各地で相次いで開催される。

■    第1回「生物多様性日本アワード」授賞式 

10月9日(金)には名古屋市内のホテルで、国内の顕彰制度としては初めて生物多様性に特化した、環境省と財団法人イオン環境財団が共催する形の「生物多様性日本アワード」の授賞式が行われた。記念すべき第1回目のグランプリには、NPO法人アサザ基金および白菊酒造(株)と(株)田中酒造店が連帯して輝いた。水源地である谷津田の再生を通じた霞ヶ浦の再生に取り組んでいるアサザ基金が、酒造メーカーと協働して地域米から日本酒を醸造、販売する取り組みが高く評価されたもの。約200件の推薦事例の中から8つの取り組みが優秀賞に選ばれ、小沢環境大臣や岡田イオン財団理事長から賞状と記念品が授与された。また記念講演では、養老孟司氏が生物多様性に関して言葉と感性といった視点から意見を述べた。 

■IUCN-J、CBD市民ネット、支援実行委員会が連続してシンポ

10月10日(土)からは、名古屋と東京で、3つのシンポジウムが連続して開催された。

10月10日に開催されたのは、生物多様性条約1年前プレシンポジウム~生物多様性ポスト2010年目標とアジアビジョン~。国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)が主催し、国連大学 ウ・タント国際会議場で開催されたこのシンポでは、生物多様性に関する2010年目標に代わる新しい目標「ポスト2010年目標」のあり方について、内外のゲストが、その検討状況の最新情報、アジア地域の状況を踏まえたポスト2010年目標のあるべき姿、ポスト2010年目標に必要な要素などについて報告。この日の提言は、日本政府などに提案される。

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IUCN-Jのシンポジウムでのディスカッション

翌11日には名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で、生物多様性条約市民ネットワーク(CBD市民ネット)主催の生物多様性条約COP10/MOP5開催1年前イベントが開かれた。中部のグループを中心にした活動内容の発表の後、ケータリングの昼食を楽しみながらの交流会。午後の部では、市民ネットのロゴやスローガンの発表、アーメド・ジョグラフ生物多様性条約事務局長のオープニング・スピーチ、「ポスト2010年目標」にCBD市民ネットは何を求めるのかと題したCBD市民ネット共同代表でIUCN-J会長の吉田正人さんの報告などが続いた。市民ネット作業部会の活動発表では、「湿地」「沿岸・海洋」「沖縄地域」「MOP5」「生命地域(=流域)」「生物多様性保全関連法」「生態系と生物多様性の経済学」「普及啓発」の各作業部会が活動のテーマや今後の活動予定などをアピールした。

10月12日(月・祝)には同じ名古屋国際会議場で、記念講演やNGO/NPO、また企業やセクター間対話など、多様なフォーラムに彩られたCOP10開催1年前記念行事『生物多様性フォーラム』が、生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会の主催で開催された。

オープニング式典に続く記念講演では、3000人の聴衆を前に、自然栽培農家の木村秋則さんが「生物多様性の恵みに感謝」と題して講演。聞き手の滝川クリステルさんを相手に、10年近い無収穫時期を経て完全無農薬・無肥料によるリンゴ栽培を成功させた秘話を披露した。

2つの会場に分かれて開かれた『企業プレフォーラム』『NGO/NPOプレフォーラム』では、企業やNGO/NPOのメンバーが、それぞれの活動内容を発表。それを受ける形で『セクター間対話フォーラム』ではまず、日本学術会議応用生物学委員会のメンバーが「生物多様性研究の最前線」と題してリレートーク。学術関係者、NGO、企業によるセクター間対話では、「NGO/NPOには生物多様性に関し、もっと専門的に精通した人材を求める」「問題解決に必要なのは、対立ではなく調停」などといった踏み込んだ意見交換がなされた。 

■神戸対話などイベント続々

今後の一年前イベントとしては、10月15日(木)、16日(金)に神戸市で、環境省が主催して生物多様性国際対話が開催される。民間参画とポスト2010年目標を主なテーマに、民間企業やNGO、研究者、政府、国際機関を含む様々な関係者が対話を進める。このほかにも、サンの島コンサート~沖縄ヤンバルからのメッセージ、湿地の生物多様性-ラムサールCOP10からCBD/COP10へ-、子ども環境会議 (プレ子ども会議) 、食と農から生物多様性を考える市民集会─CBD-MOP5 に向けた 1 年前イベントなど、今月下旬にかけて行事が目白押しだ。(イベント案内は、http://www.pref.aichi.jp/0000026829.htmlの最後尾参照)

(安在尚人、浜村良子)

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