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名古屋のエコ大集合 - 環境デーなごや2009とカーフリーデーなごや2009同時開催
(2009年9月22日 21:33)

名古屋市中区栄の久屋大通公園一帯で2009年9月20日(日)、「環境デーなごや2009  中央行事」と「カーフリーデーなごや2009」が開催されました。環境デーなごやでは、ステージ企画の他に、NPO、企業、行政など約150団体がブース出展し、多彩な活動を紹介しました。様々なグループが共同してプログラムを創り上げたなごや環境大学の生物多様性パークなど、参加型の企画も目立ち、好天の下、多くの来場者が暮らしと環境問題について楽しみながら学んでいました。 

◆体で感じる「生物多様性パーク」

なごや環境大学は、新しい試みとして「生物多様性パーク」をもちの木広場で開催しました。4つのテーマを巡り、生き物とのつながりを学ぶアトラクション「歩こまい!いきものパーク」が好評で多くの見物客が訪れていました。

「感じるエリア」は生き物のいる心地よい空間を体感できるコーナー。裸足になり、目隠しをして、スタッフにガイドされながら10mほどの距離をゆっくり歩き、山、里、街、海を順に体感できる仕掛けです。視覚では感じ取れない木の匂いや田んぼの土の感触、街のアスファルトと騒音、海辺の生物の息吹などを凝縮して体感することができ、参加者もその違いを強く印象付けられたようです。

「見るエリア」ではトンボなどの生き物の視点で見た世界がパネルやポスターで紹介され、「知るエリア」では世界を結ぶ渡り鳥を写真で紹介し、渡り鳥になって鳥の気持ちを体験する「渡り体験ゲーム」も行われました。

「考えるエリア」では、感じて、見て、知った上で、私たちがこれからできることは何かを、野菜、果物などの買い物をテーマに来場者に考えてもらっていました。

アトラクションコーナーの隣の「話そまいカフェ」では“お茶の一杯でも飲みながらお話しませんか”というコンセプトの、オープントーク&カフェスタイルで対話を楽しむ「ワールドカフェ」が催されました。

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ワールドカフェでトークをする和西小牧さん

自然エネルギー・身近ないきもの・愛知の食というテーマで、3回のオープントークが行われ、「愛知の食」では、精進料理研究家である和西小牧さんが、精進料理を通して、食と心のバランスをとることの重要性や、慌ただしい日々の中でもひと手間かけて料理することの大切さなどを語り、参加者は熱心に耳を傾けていました。

訪れたお客さん同士やお店のスタッフとのふれあいを大切にした新しいスタイルのカフェに、参加者も笑いがあふれる和やかなひと時を過ごしていました。 

◆大ナゴヤ大学が特別授業「シェアしてこ!」

今月12日に開講したばかりの大ナゴヤ大学は、なごやカーフリーデー2009特別授業「シェアしてこ!」を開催しました。取り上げられたのは、パソコンや携帯を使って、日本中の人とモノを貸したり借りたりすることができる日本初のソーシャルシェアリングサービスである「シェアモ」です。

まず、株式会社エニグモでシェアモをプロデュースしている飯田純房さんが「1つのものを自分だけで所有するのではなく、みんなで所有することが、経済的で環境にもやさしい合理的な仕組み」であることを参加者に説明しました。

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久屋大通に敷かれた芝生の上で開かれた大ナゴヤ大学の特別授業

普段からシェアモをよく利用しているという女性は、その体験を元に「モノを共有することでネット上ではあるが人間関係にゆずり合いの心が生まれ、気持ちをも共有することができる」と語りかけました。

また、「これから何をシェアしていけばよいか」という参加者への問いかけに対し、本やスポーツ用品などの答に続いて「これからはモノだけでなく、精神面でのシェアが大切になるのでは」という声も上がっていました。

◆名チャリプロジェクトスタート 

「名チャリプロジェクト」は、この日から「名チャリ社会実験2009」の会員登録の受け付けを開始しました。名チャリとは、名古屋市内の放置自転車を活用し、複数設置されている専用の場所であれば、どこでも自転車を貸出・返却できる交通システムのこと。名古屋大学大学院・環境政策研究科の竹内研究室が呼びかけ、約3年前から活動を行っています。

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名チャリの会員登録をする来場者

「名チャリ社会実験2009」は、名古屋駅や栄など名古屋市の都心部で300台の自転車を共有し、循環型社会・低炭素型社会の実現を目指します。会場では登録希望者を募り、活動のPRを行いました。実験期間は今年10月20日から12月18日まで。インターネットの特設サイトからも申し込みができます。

名古屋大大学院2年の青木さんは「行政の協力も得ることができ、政策になってきました。これからです」と意気込んでいました。 

◆湿地などテーマに学生環境サミット

大同大学工学部都市環境デザイン学科の大東憲二研究室は、「学生環境サミット」を紹介する展示を行いました。昨年から、環境に関心の高い関東・関西の大学生が中心となって、湿地の保全や“賢明な利用”などをテーマに地域で「学生環境サミット」を行っています。内容はグループワークやバスツアー、グループディスカッション、プレゼンテーションなど。大東研究室も協力しており、今回は、昨年の「CASE1クッチャロ湖学生環境サミット」、今年8月31日~9月6日まで福井県で行われた「CASE2三方五湖学生環境サミット」のパネルを展示し、DVDを上映しました。

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学生環境サミットの説明をする大東憲二さん

学生環境サミットは、来年は名古屋の藤前干潟で開催される予定。大東教授は「環境問題に真剣に取り組む学生が増えてほしい。前回までとは違い、来年の開催地は私たちの地元だし、都会で行うため学生の切り口や学びも違ってくるのでは」と期待を寄せています。 

◆エコキャップ活動でワクチン

学生主体のブースでは、「エコキャップ活動って?」をテーマにした愛知大学サークル「ecoB・G(エコビジ)」を見つけました。世界の子どもたちにワクチンを送るため、昨年7月ごろから6万個のペットボトルのキャップを回収し、地域の再資源化業者に届けた結果、ワクチン75人分になったといいます。

この活動は、名古屋学院大学の学園祭での「エコキャップ活動」の記事を読んで始めたもの。現在は学内のゴミ箱に回収箱を設置し、大学祭で回収とPR活動を行うほか、毎週火曜日の朝から三好キャンパスの最寄り駅にて清掃活動を実施しています。名古屋市内のお祭りへの出演も依頼し、清掃活動を行いながらキャップを回収しており、愛知大法学部2年の大川さんは「今後も活動の場を広げていきたい」と語りました。

◆来場者が上海万博にメッセージ 

ステージ企画ではモリゾー、キッコロが登場し、愛知万博関連のブース出展もある中、来年2010年に行われる上海万博に先がけた活動も。「愛知万博開催から早4年。来年開催の上海万博へ、愛知のさまざまな思いを届けたい」と語るのは、日中交流団体「チャイナル!日本」の外部関係担当・佐藤健史さん。同団体は大学生や留学生、20代の日中社会人の若者を中心に今年3月から活動を行っています。

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上海万博へのメッセージがいっぱい

会場では、携帯電話のカメラ機能を使い、来場者に上海万博マスコットキャラクター「海宝(ハイバオ)」のぬいぐるみを持ってもらい、撮影して写真を出力し、万博へのメッセージを記入してもらった後、マスコットキャラを描いた模造紙に写真を貼り付けました。

イベントを終えて佐藤さんは「来場者には上海万博や中国のこれからに、関心を持ってもらえてよかった。また会場内で他ブースの話も聞き、とても今後の活動の刺激になりました」と語っていました。

(文・伊藤真知子、岡田紘幸、写真・安在尚人・岡田紘幸)

コメント

  • yutakarlson - 2009年10月14日 11:29
    ■中学生が自転車シェア実験-地下鉄の車輌はどこから入れるのかというのと同じような疑問が沸くのは私だけ? こんにちは。自転車シェリングやカーシェアリング、大気汚染問題や、化石燃料の節約という意味でも、利便性からいっても非常に良いことで、どんどん普及させて欲しいです。しかし、このシステム特に自転車シェアリング・システムについて、二つほど謎があります。まず第一は、盗難・乗り捨て対策です。次に、自転車ポートの自転車の台数の調整です。1台もなければ、次の人が乗れません。満杯であれば、ポートに自転車を入れることができません。これらについては、インターネットで検索してみても答えは見つかりませんでした。私なりに考えてみましたが、実際どうなのか?この謎が解けないと夜も眠れません(笑)。さらに電気自動車などではどうなのかも、考えると夜も眠れません。この謎どなたがご存知の方いらっしゃいましたら、是非教えてください。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
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