トークイベント「中部地方の地域環境力を創る」開催
(2009年6月29日 11:59)
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を控え、中部地方での持続可能な地域づくりを進めるための課題を探るトークイベント「中部地方の地域環境力を創る」(主催・環境省中部地方環境事務所、名古屋大学)が2009年6月28日(金)、名古屋市の名古屋大学で開催された。
第一部では、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット所長のあん・まくどなるどさんが、「環境社会の構築のために市民は何をすべきか」~農村・漁村のフィールドワークを通して感じたこと~をテーマに基調講演。
第二部の「環境白書を読む会」では、環境省の「平成21年版環境白書」の担当者が、環境施策全般を取り上げ「地球と共に生きる経済を目指すべき」と述べた第1部と、分野ごとの施策を詳しく説明する第2部の「循環型白書」、「生物多様性白書」についてそれぞれ説明した。今年の環境白書は、地域での個別の取り組みにスポットライトを当てて応援するとともに、そうした事例を共有することを意識して書いたという。また、生物多様性白書は、COP10を控えて、今年初めて設けられた。
トークセッションでは、環境省中部環境パートナーシップオフィスの新海洋子さんのコーディネートで、環境白書を地域の活動にどうしたら活かせるかなどを話し合った。その中で、中部環境事務所の市原信男所長は「COP10に向けて中部地域全体のビジョンをつくっていかなくてはならない。そのためには地域の人たちの知恵が必要で、ぜひ一緒に考えていきたい」と述べた。
(安在尚人)

























