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下流が上流に感謝し、水源守る活動を支援 - 木曽川流域水源の里基金の発足集会開催
(2008年12月7日 16:34)

木曽川上流で水源を守る活動をしている人たちを支援するための、流域水源の里基金・発足集会(水源の里を守ろう 木曽川流域集会実行委員会主催)が2008年12月6日(土)、名古屋市東区のウィルあいちで開催された。木曽川流域水源の里基金のスタートに当たって、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する交流・連携を」をテーマに、上流の生産者と下流の消費者が、それぞれの思いを語った。

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日本酒など木曽川上流で生産されている品々

木曽川流域水源の里基金は、さる9月に開催された木曽川流域集会の実行委員会が母体となって運営される。水源水、日本酒、漆器、赤カブ漬など木曽川上流の特産品を、名古屋生活クラブが下流の市民に販売して、売上の何%か(例えば2~5%)を基金とし、上流で木曽川を守る活動をしている人たちに対して助成していく。品物には、イラストレーターの茶畑和也さんがデザインした「木曽川流域水源の里基金」認証シールを貼る。認証の基準は、地元産の材料でつくられていること、環境への負荷をかけず木曽川を守っていけるもの、の2つ。1年間程度を試行期間として取り組み、他の生協など物販を担うグループの拡大を目指していく方針だ。

発足集会では、木曽川流域集会実行委員会事務局長の河崎典夫さんが「これまで、上流は下流のことを考えてくれていたが、下流は上流のことをあまり考えてこなかった。『上流は下流を思い、下流は上流に感謝する』という流れの大きな一つとして基金を始めたい。上流の人たちの内発的な取り組みが大事で、ささやかだが、そのために基金を使っていただきたい」と、基金を始めるに当たっての抱負を述べた。

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木曽川流域集会実行委員会事務局長の河崎典夫さん

続く生産者紹介のコーナーでは、水源水株式会社代表取締役会長の砂山純子さんが、名古屋生活クラブの工場見学の際に、湧き水を貯めるタンクの洗浄に使っていた洗剤のことについて聞かれたのがきっかけとなって、いろいろと調べた結果、湧き水はきれいなので、タンクを洗うのも湧き水だけで十分であることが分かり、洗剤を使わなくなったという、安全や環境を考える同クラブのこだわりが生んだエピソードを紹介した。

また、木祖村副村長の唐澤一寛さんは、江戸時代に尾張藩が水源の森を守るため厳しい規制をする一方で、米を年1万石送ってくれたという歴史を引き合いに出し「おいしい水のためには山づくり、森づくりが必要だが、年寄りが増え、財政的にも厳しく、山を守っている余裕がない。下流の皆さんが手を差し伸べてくれるのは、とてもありがたいこと」と語った。

※商品購入の方法
「水源の里を守ろう 木曽川流域委員会」の会員(個人年会費1000円)になるか、名古屋生活クラブの会員(入会費3000円)になるか、どちらかの方法で商品を購入することができる。

連絡先 水源の里を守ろう 木曽川流域委員会
      Tel  052-745-1001(斎藤まこと事務所内) Fax 052-741-2588
     名古屋生活クラブ
      Tel  052-501-0251                                                                           

(安在尚人)

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