2008年10月22日(水)~24日(金)までの3日間、北九州・西日本総合展示場新館にて、地球環境・新エネルギー技術展&セミナー「エコテクノ2008」が開催される。今年で16年目を迎える本コンベンション。そのすべてを取り仕切り、年々成長させてきた、西日本産業貿易コンベンション協会、古賀敦之さんにコンベンションの特徴、そして、環境ビジネスについて聞いた。

市民の方々が意識を変えていかない限り、環境問題をクリアになら
ないという古賀氏。「そのための仕組みを作っていきたい」と語る。
―10月22日(水)から「エコテクノ2008」が開催されますが、今年のテーマは何ですか?
「今年で16回目となるエコテクノですが、今回は、『エコ・イノベーション~地球温暖化問題の解決に向けて~』をテーマに、地球環境時代にふさわしい環境保全・エネルギー技術を紹介し、環境技術交流の促進を図ります。低炭素社会への進路について、日本は何をするべきか、ゲストを迎え議論します。また、北九州は中国をはじめとするアジア諸国にたいへん近接した場所。北九州を環境モデル都市としてアピールし、広くアジア地域を見据えた国際交流の場として環境技術並びに製品の普及など、国際化の進展に寄与していきたいと思います」
―中国などアジア近隣も視野に入れたコンベンションということでしょうか?
「中国との環境ビジネスに関する取引は需要が伸びています。そもそも、九州は交通看板も中国語で書かれているほど旅行者も多いんです。北九州で行われるエコテクノですから中国を中心とした国際交流は非常に重要ですね。また、中国ではいよいよ環境規制が現実のものとして、中小企業まで浸透しつつあります。同時に環境ビジネスの市場としても、現実味をもって急激な広がりを見せ始めています」
―常にどこよりも新しい環境ビジネスに関するテーマを考え、企業の協力・出展の依頼をはじめ、全体をプロデュースするという仕事。これを第1回目から続けるのは計り知れない知識と努力が必要だと思いますが。
「私自身、大学時代からエコ・マーケティングについて卒業論文を書くほど、環境ビジネスについて関心が高かったんです。1995年から、環境ビジネスの流れは大きく変わりました。1995年は自治体向け焼却ブランドができ、1997年にリサイクルの流れができた。2000年に入ると、私たちの生活の中にエコプロダクトが増え、二酸化炭素のアプローチがなされました。今後は温暖化防止ビジネスや環境にまつわる新エネルギーが注目されるでしょう。このように時代、時代でキーワードがあるのです。5年先、10年先と誰よりも先に情報をつかまないと展示会のプロデューサーはできないですね」
―当初は行政に目を向けていた環境ビジネスも、2000年以降は企業へ。そしてこれからは市民の意識が大切になるということですね。
「企業と市民の意識が広がりつつあるのは確かです。今や市民の協力なしでは環境問題はクリアになっていきません。これからは、いかに市民にアプローチできるのかが大きいテーマになります。今後は市民向けの提案で環境を変えていくテーマも考慮に入れています」
行政から、企業、そして市民へ。この三位一体のタッグがなければ、環境を変えていくのは難しい時代に突入している。「エコテクノ2008」では、次世代の人々が豊かに幸せに生きるための社会についてさまざまな可能性を探っていく。それには、私たちの環境への意識改革も大事なのだ。
エコテクノ2008の詳細はこちらから http://www.eco-t.net/
(橋本優香)






















