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間伐材使った巣箱作りに挑戦 - ジョン・ギャスライトさんの自然体験学校(その2)
(2008年8月17日 09:00)

2008年8月5日~6日、名古屋市瑞穂区に本社のある丸美産業株式会社が、分譲販売したマンションの子どもたちのために企画した、ジョン・ギャスライトさんによる自然体験学校。その2日目は、前夜の雷雨とはうって変わり、美しい高原の朝を迎えました。

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早朝の秋神高原を散策してみます。総面積85万坪の敷地のうちの約70万坪が、天然林が40%、人工林が60%の大自然。丸美産業が所有・管理し、樹々の間には約40の別荘が点在しています。森の中には、総合管理棟の「朝夢美館(あゆみかん)」をはじめ、釣り池やバーベキューハウスなどがある朝夢美公園、オートキャンプ場、コテージ、テニスコートなどの施設があり、一般のお客さんも大歓迎。

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 支配人の加藤久廣さんは、美しい自然を堪能しに、できるだけ多くの人に訪れてほしいと話しています。心のこもった対応と料理が印象的でした。さて、朝食をすませ、いよいよお待ちかね、ジョンさんの自然体験学校、2日目のはじまりです。今日の現場は近くの秋神小学校。高山市と合併後、現在は廃校になっているそうです。

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今日も、子どもたちとジョンさんはとても元気。丸美リッチランドサービス株式会社の社長、坂倉次郎さんに、みんなで「こんなに楽しい機会を作ってくれて、ありがとう!」と大きな声でお礼を言いました。坂倉さんは、「私たちは、皆さんが快適に暮らせるようお手伝いをするだけ。皆さんどうしがコミュニケーションをもって仲良く努めてくださいね」と、うれしそうに語りました。

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最初の授業は、ジョンさんの講義です。18才になったとき、ジョンさんは、カナダのレンジャーに入ってクマの研究をしたそうです。「クマのお母さんは2年間、一生懸命子育てする。子グマも片時もお母さんから離れない。春になったら、お母さんグマは木に登りなさいと子グマに言う。自分は姿を隠してそのまま戻らない。やがて子グマはおなかをすかして木から下りてきて、自分の人生を始めるんだ」

子どもの頃、少しの間、施設にいたことがあり、どもってしまうクセがついたそうです。「だからよくいじめられて、学校から逃げて帰った。その時、おじいちゃんが、“ジョン、ツリークライミング(木登り)しよう”って。木の上から見たら、島全体が見えた。海も山も川も。急に心が開いてきた。それからおじいちゃんと廃材集めてツリーハウスを作った。ある日、いじめっ子がツリーハウスにやってきて“遠くがよく見えるなー”って。そしてみんな友達になった」。ジョンさんがどうして木が大好きか、わかったような気がします。

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 とってもわかりやすく、生物多様性の話もしてくれました。「こんな大きな松ぼっくりをカリフォルニアのリスたちは食べちゃうんだ。リスが食べこぼす実は、また土に還って芽を出し、松の木になる。リスの唾液が養分になって1年間に1mも成長する。松がリスを育て、リスも松を育ててる。そうやってカリフォルニアの森は守られてるんだ」

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スクリーンを使ってわかりやすく説明します。「民族も文化も多様性に満ちている。ボクは、生物多様性も大事だけど、人物多様性も大切と思う。笑顔は世界共通の、心を通わせる言葉。社会の主役の子どもたちと、笑顔で地球を守っていければいいね」と、ジョンさん。リサイクルはオチャメでチャーミングと、大きな味噌ダルで作ったツリーハウスの家に、家族で住んでいるそうです。木の上に一泊することもあるといい、「ある夜、ムササビが来た。彼と友達になったよ」。

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 ジョンさんの講義の後は、本日のメインイベント、巣箱作りです。講師は田中與一さん。丸美リゾート飛騨秋神高原の別荘の約半数を建てた、地元の建設会社の社長さんです。地元の間伐材で作った材料を人数分、用意してくれました。巣箱作りについての説明にも、ジョンさんと同様、木に対する愛情があふれています。ちょっと緊張の面持ちの、道具を手にした子どもたち。さあ、家族みんなで思い出の巣箱作りに挑戦です。上手にできるかな?

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 「手にカナヅチが当たらないように、気をつけてね」「そうそう、その調子」お父さんもお母さんも一生懸命です。田中さんは、順番に指導に回りながら、手助けします。ジョンさんは、小さな女の子を連れたお母さんをお手伝い。

 最後に、好きな色を塗って完成です。太陽の下、色とりどりの可愛い巣箱が並びました。

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 「やった~!完成だ~!」全員で、記念写真です。「せ~の、ツリー!」 

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この後、一行は高山市内で昼食をとった後、一路名古屋へ。ツリークライミング、草木に触れる自然探検、イワナのつかみ採り、生物多様性の話、巣箱作り・・・・、楽しかった1泊2日の自然体験学校。大人になってもこの日のことは、子どもたちの心の中に大切な思い出として、きっときらめき続けることでしょう。ジョンさんの言葉とともに。

* なお、自然体験学校は、8月5、6日、12、13日、15、16日 の3回に渡って行われました。

(浜村良子)

《関連記事:http://goodnews-japan.net/news/blog/2008/08/15/4048

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