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企業がつくる市民活動団体「びわ湖エコアイディア倶楽部」設立
(2008年7月24日 09:00)

松下電器産業(株)と、その社内分社で滋賀県草津市に本社拠点を持つ松下ホームアプライアンス社は、環境推進グループという部署に事務局を置き、市民活動団体「びわ湖エコアイディア倶楽部」を発足させた。

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松下ホームアプライアンス社は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、掃除機などの家庭電化製品を作っている事業場で、松下グループのエコアイディア宣言のうちの一つ、「ひろげるエコアイディア」(エコ活動を世界中へ広げる)の取り組みの一環として「びわ湖エコアイディア倶楽部」を2008年6月3日に立ち上げた。「びわ湖エコアイディア倶楽部」の事務局は会社からの出向だが、あくまで市民団体として活動し、今後松下全社員にも呼びかけ、数年後にはNPO法人化も視野に入れている。

活動は、びわ湖とその周辺河川をエリアとして、「水質保全」と「生態系の維持」をキーワードに、「子どもエコクラブ」や「ヨシ刈り」「里山・森林保全活動」「びわ湖を知ってもらう啓発活動」を行っていく予定。

立ち上げ後の7月1日には、第1回の活動として、びわ湖エコアイディア倶楽部会員が、滋賀県主催の琵琶湖一斉清掃「滋賀県びわ湖一斉クリーンアップの日」に参加した。

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びわ湖の保全には多くの課題があるが、ヨシ産業の衰退による水質の悪化、刈った藻・水草は畑に撒き肥料にすることも考えられるが、それには藻・水草に混入しているゴミや釣り糸、針を除く作業が必要で、大変手間ひまがかかる。びわ湖のゴミをなくすには上流をきれいにしない限りきれいにはならない。林業の衰退による森林・里山の荒廃など。「びわ湖エコアイディア倶楽部」は、これらの課題解決に向け、地元のNPO・NGOや地域市民との連携、他企業とも連携し参画して行くことを目標にしている。

もともと松下電器産業(株)は「地球を愛する市民活動(LE活動)」など、社員が「企業人であると同時に一人の家庭人、社会人として環境に配慮できる市民になる」ことを目指し、社員の活動を支援しており、環境家計簿やエコバッグ運動、LE活動達人認定制度などの活動を行ってきた。また「Panasonic NPOサポートファンド」の設立、社員がポイントを社会貢献団体へ寄付する「Panasonicハートフルクラブ」など、積極的な企業市民活動も行っており、会社が、社会に向け、世界の文化へ寄与するためのメッセージを伝えてきた。また本業である「ものづくり」においても、3年間でCO2を30万トン削減することを目標にしている。

最後に「びわ湖エコアイディア倶楽部」の当面の活動を紹介しよう。

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「こどもエコクラブ」の活動で、「狼川(おおかみかわ)わくわく探検隊」を7月20日~10月11日まで、計5回開催する。狼川は松下ホームアプライアンス社本社近くを流れる川で、探検は、ふだん子どもたちが見ることのない工場内の調整池から始まり、調整池が流れ込む狼川の中流・下流へと調査をすすめ、最後は琵琶湖の地引網を体験し魚を試食することなどを予定している。

 (大林 輝)

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