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和LOHASに暮らす知恵~「和LOHASと健康」―横地 裕・NPO法人健康増進推進機構理事
(2008年7月18日 09:00)

医療・健康機器の研究開発に携わり27年。「健康づくり」をテーマに活動していく中で、「LOHAS」というキーワードは、以前から私の中にあったものだった。しかし『和LOHAS』というとどうだろう。「和」ってなんだろうと、考えたときに浮かんだのが、 穏やかに、ゆったりと、自然ととけ合って生きること。和は日本そのものを意味する言葉でもあり、この地でうまく生きることが健康的で、持続可能な社会、生活に通ずる?

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団塊世代の少し後、「三丁目の夕日」の風景、新幹線が初めて通った時代に、私は子どもとして生きた。「市場(いちば)」というものが学区内にあり、母親と一緒に「買い物かご」を持って、夕方よく食材を買いに行った。砂利道を一緒に歩く。「おー、勉強しっかりやってるか?」、「そこの団子、1つ食べてきな」と、店のおじちゃんおばちゃんたちと楽しくおしゃべりをした。帰る途中、行きつけのお好み焼き屋で、お好み焼きをつまんだり、くじを引いたり。母とは野菜や果物で重くなったかごを両側から持って、いろんな話をしながら帰ったものだ。心のモヤモヤは、そんな何気ない会話が、その日のうちに吹き飛ばしてくれる。かごを持つことで筋力もつく。歩くことは運動にもなって腹も空く。

これって、あたり前にあった風景でしたよね?ところがいまはどうでしょう。

近くに大きなスーパーができ、買い物に行くにもみな車。子どもたちは家でゲームとくる。不健康になるの、あたり前ですよね。

みなさん!歩いていますか?親子の会話はありますか?

私は人の「日常身体活動」を調べている何人かの研究者と交流がありますが、いまは田舎ほど身体活動度が低い、いわゆる歩かないといわれています。農作業は機械化され、すべて車に乗ってできてしまうと。ここ15年ほど、歩く健康づくりを世に広めたくて、あるツールを研究開発しています。「歩くことは健康にいい」、「1日1万歩」。言い古された言葉ですよね。でも、言われていても現実は……。

伴っていれば、こんなにメタボが増えるはずがない。でしょう?

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4月から特定健康診査・特定保健指導、いわゆるメタボ健診がはじまりました。肥満イコール悪、そんなイメージも植えつけられそうな勢いがありますが、これも私は、和LOHASな生活を心がけることによって、そんなに無理なく解決できると思います。愛知県はいま「長生きしてよかったと思える愛知づくり」を進めています。そのイメージキャラクター「エアフィー」のメタボ版がこのイラストだそうですが、こんな姿から、みんな一緒に脱却しましょう!

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次回からは、さらに深く突っ込んで、一人でも多くの方が、活き活きと生きる喜びを実感し、天命を全うできるような『和LOHASに暮らす知恵』について、お話したいと思います。

■筆者プロフィール

横地 裕・よこち ひろし(NPO法人健康増進推進機構理事)

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医療情報系システムエンジニア、療機器の研究開発(おもに生体信号解析)、手のひらの汗についての研究を経験した後、病気の診断よりも、その前の「予防」に興味を持つ。現在は10年前に10人の仲間と製品化した身体活動計を使って、現代の人々を「もっと動かす」仕掛けを試みている。目指すは「地球の健康とすべての人々の健康で豊かな生活に貢献する」こと。
2001年からは自身のWebサイトの中で、ココロとカラダの健康について、多くの読者と会話しており、消費カロリー計算機ページの利用は、いまでも1日1000アクセスを越える。
日本健康教育学会、日本自律神経学会、アメリカスポーツ医学会、運動疫学研究会などの会員

[最近の講演]
・あいち健康長寿産業クラスター推進協議会(2008/6/23)
・ライフトピア・シンポジウム(2008/6/29)

[外部リンク]
NPO法人健康増進推進機構 

〈予告〉
・第2回 アクティブ生活のすすめ(和LOHASな生き方)
・第3回 ツール(身体活動日内変動グラフ)活用行動修正法
・第4回 地球リズムは健康リズム

コメント

  • seizi - 2008年07月18日 22:14
    『和LOHAS』・・・拝読させていただきました。 昔?の日本では当たり前の風景が、健康を支えていたということに改めて気付かされました。 今介護予防のお手伝いをさせていただいておりますが、その方々のほとんどが、その時代を生きてこられた方々・・・。 そんな方々が、80歳を過ぎて歩くことが困難になると言うことは・・・便利な生活をしているこの世代は・・・もっと早く歩けなくなる・・・と感じております。 「LOHAS」な生活・・・一見不便なように感じるかもしれませんが、とても大切だと思います。
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