『フィンランドってどんな国?』
フィンランド、と聞いて何を連想するでしょうか?ムーミンやサンタクロース、オーロラ、マリメッコ、キシリトール……最近では、映画「かもめ食堂」でも知られるようになりました。
フィンランドは正式にはフィンランド共和国と言い、北欧諸国の一つです。日本から、広いロシアをはさんだ西隣に位置し、北はノルウェー、西はスウェーデンとも接しています。北欧と聞くと遠いイメージですが、実は日本から一番近いヨーロッパなのです。大きさはほぼ日本と同じくらいですが、人口はおよそ520万人。ゆったり、のんびり、が最高の贅沢であると考える人が多く、人々は自然をこよなく愛しています。
森と湖の国、とも言われていて、実際に国土の68%が森林、10%が湖という自然豊かな国で、すべての国民には公私有地を問わず森の中で自然を楽しむ権利があり、同時に自然を守る義務があります。2003年の国連世界水開発レポートでは世界一水がきれいと評価されていて、そのほかにも、学力、環境維持力、反汚職指数、などで世界トップの評価のある世界有数の福祉国家。また、国民一人あたりのコーヒー消費量、アイスクリーム消費量、キャンドルの消費量や、図書館の利用率も世界一なのだとか。
どうですか?ちょっとフィンランドが気になってきませんか?そんなフィンランドの街を歩き、色々なロハスを探してきました。
街中の公園では、太陽の日差しを受けて思い思いにくつろぐ人が沢山います。
フィンランドの夏は日が長く、北部では一日中太陽が沈まない日が1ヶ月半も続きます。南に位置する首都、ヘルシンキでも2~3時間しか日が沈みません。当然、冬は全く逆で、寒くて暗い日が続きます。だから皆、待ちわびていた夏が嬉しくて、嬉しくて、少しでも日差しを楽しもうとしているのです。
もう少し歩いてみると、マーケットに到着。
ほとんどの野菜はビニールやトレイといった包装無しで量り売りをしています。なんだかそれだけで生き生きと美味しそうに見えますね。これは屋外マーケットに限った話ではなく、スーパーマーケットでも同じで、レジ袋も基本的に有料だといいます。そのため多くの人がマイバッグを持参していました。
フリーマーケットも大賑わいです。

フィンランドでは、良いものを長く使うのが素敵、という考え方が一般的です。物を大切にする文化は、かつての日本と同じ心持ちでしょうか。ちなみにフリーマーケットは、毎週夏の間だけ行われるようです。冬は寒くて、じっくり見ていられないですもんね。
ペットボトルのリサイクルも日本とは少し、違います。
缶やペットボトルに入った飲み物には、0.1ユーロ(約17円)のデポジット(預かり金)を支払い、飲み終わった容器をスーパーなどのリサイクルBOXに返却すると、0.1ユーロが戻ってきます。そのせいか、街でポイ捨ての空き缶は一度も見かけませんでしたし、公園では子供がお小遣い稼ぎに空き缶を集めている姿も。みんな快く協力していました。
さて、ほんの少しフィンランド的ロハスが伝わりましたでしょうか。このくらいでは、ロハスに造詣が深い方は物足りない!?いえ、まだまだフィンランドのロハスは奥が深いのです!街を歩くだけではわからない、フィンランドのロハスな生活を見つけに、次回はフィンランドのエコ住宅地域に向かいます。
(次回は2008年7月27日掲載予定です。)
■筆者プロフィール
ほそがいふみ(パタンナー・アトリエみつまめ主宰)
アパレル会社でパタンナーとして、5年間勤務。在職中から手作りのよさを広めるべく、ハンドメイドの雑貨作りユニット『アトリエみつまめ』として活動する。「手作りをもっと気軽に、もっと楽しく!」をコンセプトに製作した雑貨は、地元名古屋や岐阜のクラフト市などを中心に出店・販売している。また現在は、おしゃれママのはじめての手作りを応援をする、「縫いやすくて可愛いコドモ服の型紙」を製作中。ものづくりを通して物を大切にする心を、母親を通じ子供たちへ伝えたいと活動中。
*アトリエみつまめブログ http://3mame.seesaa.net/























