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自然豊かな千葉県・白浜農業体験ツアー
(2008年7月8日 09:00)

「リタイヤしたら農業をやりたい」と考えている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
週末、横浜市鶴見区の寺尾消費生活推進員のみなさんの主催する「農作業体験ツアー」に同行させていただきました。

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■病気を機にリタイアして農業に

朝9時、JR「鶴見」駅をバスで出発、アクアラインを通って木更津を抜け、1時間半程度で千葉県南房総市白浜町に入りました。青々とした山のふもとには田畑が広がり、あぜ道にはピンクやブルーのアジサイが花盛り。横浜から2時間足らずというのに、とても自然の豊かです。

着いたところは、中山行政さんの畑。3年前までは会社経営をしていたという中山さん。「2000年に狭心症で入院。それまでの運動不足、食生活を改めてウォーキングに努めましたが再検査でひっかかり入院。それを機会にリタイヤしました。」

毎日軽い運動を継続するには、ゴルフより何より、農業がよいのでは……と考えた中山さんは、田舎暮らしを決め、インターネットなどでいろいろ調べた結果、通っていた病院にも当時の住まいの横浜からも近いということで、白浜町に引っ越してきました。

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ところが……。
行政の就農に関する支援は何もありませんでした。やむなく不動産屋の紹介で農地を借り、とにかく畑を耕し始めると、見兼ねた住人が「そこは農地には向かない」と別の土地を紹介してくれたとか。作物の作り方も分からず見よう見まねでやっているうちに、近所の農家の人が教えてくれるようになったそうです。「真面目にやりそうだから、まあ、教えてやるかって感じですね(笑)。」菜花、ソラマメ、きゅうり、ナス、ピーマン、かぼちゃ、スイカからハーブまで、さまざまな作物に挑戦している中山さん。ご近所と協働でJAに出荷することも計画中です。

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■みんなで、ジャガイモを収穫

そんな中山さんの畑は6反。その一角にあるジャガイモをみんなで収穫しました。先週中にほとんど収穫し終えているのですが、この体験ツアーのために残しておいてくれたものです。

それぞれ鍬やスコップを持って、ジャガイモ掘りに挑戦。土を掘り返すと、無農薬の畑には元気なミミズや虫がいっぱい。房総の土は粘土質で、鍬やスコップに泥が貼りつき重いこと。2~3回掘り起こしただけで、汗びっしょりになり、安全な食べ物を口にするのは本当に大変なことなのだと、改めて農家のみなさんに感謝です。きゅうり、ルッコラ、ピーマン、かぼちゃなども収穫し、スイカ畑に狸やカラスよけのネットを張って作業は終了、昼食は収穫した野菜と、秋刀魚・マグロのカマで、バーベキューを楽しみました。

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その後、三芳村物産センターで、野菜やのり、お花などショッピング。有機農家のかたから有機農業についてのお話を聞きました。米農家は養鶏も行っており、鶏糞を肥料として有機栽培を実施。有機米を地域のブランド米として出荷するライスセンターが整備されておりました。現在では普通米より高く販売できるということで、有機農業に取り組む農家が増えているそうです。やはり消費者が買えば有機農業は広がるのだ、と実感。オイシク勉強した一日でした。

(市谷ライヤ)

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