今夏7月7日に北海道で催されるG8サミット。地球温暖化対策や貧困撲滅、平和で人権が尊重される社会の実現など、取り組むべき重要課題がいくつもありますが、国内約130の団体が参加する*G8サミットNGOフォーラムは、より良い世界を望む人々の願いを各国首脳に「短冊」として届けよう、というキャンペーンを展開中です。この「100万人のたんざくアクション」について、担当者の岩附由香さんと笠原由晶さんに聞きました。
*5月16日現在

――まず「100万人のたんざくアクション」とは何か教えて下さい。
岩附さん 「私たちG8サミットNGOフォーラムは、今回のサミットに向け、環境や貧困、平和や人権といった分野ごとの政策提言をまとめました。これに、一般の人々からの賛同をつのり、世界の今後についての思いや願いも短冊に書いてもらうのが、『100万人のたんざくアクション』です。ただ署名を集めるだけでなく、誰でも気軽に楽しく参加できるよう、七夕をイメージしたキャンペーンにしました。サミットは7月7日から始まりますからね」
――地球温暖化対策や貧困の撲滅などは、やるべきことはある程度決まっていて、後はそれを実際にやるか否かです。より多くの人々が声を上げることが重要なのですね。
岩附さん 「その通りかと思います。やはり、首脳たちに本気で取り組んでもらうためには、世論の盛り上がりが不可欠です。NGOによるロビイングも重要なのですが、それは一般の人々には見えづらい。このキャンペーンには、サミットの論点が何かを知ってもらう意味もあるのです」
笠原さん 「個人的な意見ですが、僕はそれがどんなにいい仕組みであっても、NGOだけで変えるのはどうかな?と思うんですよ。結局、少数の人が動かしていることには変わりないじゃないかと。だから、少しでも多くの人々から意見をもらえれば嬉しいです」
――世界的に観れば、市民パワーが世界の政治の潮流を左右していますが、日本でも人々が政治を変える様になるのでしょうか?
岩附さん 「何か世界のためにしたいけど、何をしたらわからない、という人々は日本でも多いです。たんざくアクションが、そういう人々に一歩踏み出してもらうキッカケにしてもられば嬉しいですね。今回のサミットは、日本だけの問題ではありません。開催国として世界への責任も重大で、日本の市民社会の力が問われているとも言えますね」
――どの様にアクションに参加できるのですか?
笠原さん 「様々なNGO関係のイベントで呼びかけています。例えば、これまでアースデイ東京や、9条世界会議、フェアトレードデーなどでブースに笹を飾り、立ち寄った方々に短冊を書いてもらいました。今後も、サミットに向け、多くのイベントがありますので、見かけたら、是非、ご参加下さい。近い日程では、神奈川県・横浜市で、今週末17、18日のアフリカン・フェスタや、24日のRan for Africaで、北海道では、17日にアースデイ北海道(札幌市など道内各地)で、呼びかけます」

――ネット上からも参加できますか?
岩附さん 「はい。短冊に直接書き込む期日は6月末ですが、ネットでも参加できるようになっていて、こちらの方はサミット開催ギリギリまでOKです。」
笠原さん 「今、ネット上からダウンロードできる、アクションキットを準備中です。身近でたんざくアクションをやっているところがなければ、これをダウンロードして、短冊を集めることもできるようにします。5月末には公開する予定ですが、私達のHPをチェックして下さい」
――有難うございました。
岩附さんは「G8サミットで環境・貧困人権・団体が初めて結集した意義は大きい」と話していましたが、G8サミットは日本の市民社会にとっても、大きな転機になり得るのかもしれません。グッドニュース・ジャパンは今後も、たんざくアクションを追いかけていきたいと思います。
(志葉玲)






















