名古屋城築城のための物資を運ぶ目的で作られた人工の川、堀川。2010年の名古屋開府400年に伴い、堀川の開削400年を祝うプレイベント「堀川フラワーフェスティバル2008」(2008年5月9日~25日)のオープニングイベントが、2008年5月9日、錦橋フラワーガーデンで行われました。
冒頭では実行委員長の加藤七郎さんはじめ、名古屋市副市長の山田雅雄さん、日本ハンギングバスケット協会会長の石原記念男(きねお)さんらがあいさつ。
石原さんは「花は多くの人々を呼び寄せてくれ、微力でも地球温暖化を防ぐ役割も担っている。現在は岩手県の盛岡市がハンギングフラワーの数で最も多い都市だが、名古屋市がそれ以上に花々であふれる都市になってほしい」と期待を述べました。名古屋市のホリゴンと呼ばれている、と笑いを誘った山田さんは「ハンギングフラワーは市民の手作り。2010年の 生物多様性COP10に向けて、さらに多くの市民が堀川の浄化活動に参加してくれるとありがたい」と語りました。
夕暮れが迫る頃、カウントダウンがはじまり、イルミネーションが点灯しました。
イベント期間中はバイオリンやギターの水辺コンサート、ジャズオーケストラ、平日夜限定のナイトライヴなど音楽があふれ、オープンカフェも川沿いで開かれます。また ゴンドラ乗船や、屋形船に乗る堀川ナイトクルーズほかさまざまな催しも盛りだくさん予定されています。
一時はドブ川のように暗い表情でたたずんでいた堀川。昔の清流を知る市民らが立ち上がり、ゴミを拾い花を飾り精一杯愛情を注いだ結果、川は徐々に息を吹き返していきました。400年もの間、静かに市民の暮らしを見守り続けてきた堀川に、ようやくまた人々の目が注がれ、美しいハーモニーが奏でられようとしています。大林宣彦監督による堀川を舞台にした映画「夢の川(仮)」も、この秋にはクランクインする予定です。
みなさんもぜひ足を運んで、蘇る堀川のリバーサイドウォークを楽しまれてはいかがですか?
(浜村良子)
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