祝・名古屋市中区100周年記念 – 大林監督サプライズ出演

名古屋市中区制施行100周年の記念式典が2008年4月27日(日)、中京大学文化市民会館で行われました。式典には、名古屋を舞台にしたオリジナル脚本映画「夢の川(仮)」の大林宣彦監督らも東京からかけつけ、お祝いの言葉と映画のPRをしました。

 

名古屋市の誕生から20年後の1908年、市内を東、西、南、中の4区に分けて行政事務が行われることになりました。(現在は16区)壇上で松原武久市長は「戦後63年。中区はあらゆる面で名古屋市をリードしてきた。知れば知るほど好きになる、という言葉があるが、これからも中区の良さを知ってもらって、『住みたくて、訪れたくなる街』のモデルになることを期待する」と祝辞を述べ、篠田陽子区長は、「中区は、名古屋の顔として発展してきた。先人の偉業に敬意を表する」と謝辞を述べました。

松原名古屋市長 
篠田中区長

第1部の最後には、区内の中学生が中区の現状と未来を、小学2年生たちが聴衆の前で将来の夢を披露。中日ドラゴンズのピッチャーやケーキ屋さん、電車の運転手、マンガ家、消防士、画家、先生など、子どもたちの思い思いの夢に、会場からはあたたかい拍手が送られました。

第2部では、名古屋フィルハーモ二ーの演奏や、名古屋城の歴史や本丸御殿についての講談「名古屋城金シャチ物語」、歌手の黒木ミウさんの歌など、盛りだくさんの内容ですすめられ、最後に、サプライズゲストとして、大林監督と南柱根さんが登場。「未来のこどもたちにとって、資源となるような映画を創りたい」と抱負を語りました。

現在、中区では、Merry in NAKAKU というタイトルで、区民の笑顔とメリー(幸せ・楽しい・夢)なメッセージをポスターやフラッグ、懸垂幕にして街中を笑顔いっぱいにするキャンペーンをしています。大人を勇気づけてくれる大事な宝、子どもたち。彼らが輝く笑顔のままでいられますように、 彼らの夢がかないますように。また明日へ、新しい歴史が刻まれていきます。

(記事:浜村良子、写真:伊藤剛)


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