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木造都市は可能だ ── シンポジウム「木造都市は可能か?」
(2007年11月3日 18:15)

「第38回名古屋国際木工機械展/ウッドエコテック2007」の併設イベント「シンポジウム・木造都市は可能か?」が2007年11月3日(祝)ポートメッセなごやで行われました。

基調講演は林野庁木材利用課課長補佐の河野裕之さん。「京都議定書で約束したCO2削減マイナス6%のために森林吸収が3.8%と計算に入っている。それには山の手入れと“木づかい”が必要だ」などと木づかい運動と呼ばれる政策を説明しました。


                      河野裕之さん

後半のパネルディスカッションでは、豊田市森林課長の原田裕保さんと緑の列島ネットワーク理事長の大江忍さん、名南製作所社長の服部行男さん、林野庁の河野さんが、中日新聞論説委員の飯尾歩さんのコーディネートで進行しました。


       飯尾歩さん

議論は大いに盛り上がりました。原田さんが「豊田市は大きな森林面積を抱えたこともあり、公共建築に木をもっと使ってほしいと頼んでいるが、高いがよいかと言われる。契約方法の見直しが必要だと」と述べました。

大江さんは「建築基準法の改正(悪?)で住宅着工件数が大幅に減っている。大きな問題だ」と発言しました。

また、今展示会の実行委員長でもある服部さんは「無垢の木材だけが木材ではない。合板をきちんと評価してほしい」と注文を付けましたが、河野さんを含めてパネラーの結論は「木造都市は可能だ」でした。

最後に飯尾さんが「衣食住と言われるが、食と同様に住の問題を根本的に見直されなければいけない」と締めくくりました。


   原田裕保さん             大江忍さん              服部行男さん          河野裕之さん

(伊藤剛)

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