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国産材が生きる道・・・ TOHSEN
(2007年6月7日 14:52)

栃木県矢板市にある木材加工会社TOHSENに行ってきました。100%国産材(うち約80%が杉)を扱う、関東では大きな会社です。そこでお話をうかがった時にびっくりしたのが、「今、国産材は地球上で一番安い木材だ」ということでした。

日本に木材を輸出していた中国・ロシア等はここ数年急激な経済成長で、自国の消費する量も増え、また木自体が減って(砂漠化)きていることが原因にあげられます。

木材の値段のうち多くをしめるのは運搬費です。そのコストを下げる為に、各地域の製材工場で製材してもらい、それをTOHSENに運び、乾燥加工・販売を行うという母船式木流システムという方法をとっているそうです。製材工場は1軒ではやっていけないけど、得意な製材の仕事を生かせるし、TOHSENは運搬費削減(丸太より、角材の方がたくさん、効率よく積める)や効率化が計れるという、まさにHappyまるけな方式。

外材がなぜ求められたかというと、安く、安定して供給できたからです。安く安定して木材を供給するために、TOHSENでは1窯柱1400本入るという大型乾燥機を10基入れ、毎日毎日稼働させています。その乾燥機の燃料も重油だったものをボイラーに変え、月600万円程の費用削減と、製材の際に出るおがくずや端材など産業廃棄物となるゴミの減量と一石二鳥。また、長さが短い板はフィンガージョイントといって、ギザギザに切ってつないで板として利用しています。

こうやって木材が「経済」としてまわること。それが国産材利用促進や、間伐・林業の活性化に繋がり、しいては山の健全化に繋がる。なるほど。と思いました。今は地球で一番安い木材、この先需要がもっと増えれば値段もあがり、林業関係者に流れるお金も増え、山師さんも増え、山が元気になっていくんだと思います。

あ、家を建てようと思ってる方、ぜひ「国産材で!」とご指定を。

(神谷芝保)

TOHSEN本社の場所はこちら

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